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未破裂脳動脈瘤について

未破裂脳動脈瘤について

動脈瘤を手術するか否かについてお答えします!

『未破裂脳動脈瘤が頭の中にあります。破裂するとくも膜下出血を起こし、突然死の可能性があります。』と言われて困惑していませんか。さらに『未破裂動脈瘤という爆弾を処理するためには、手術しかありません。手術方法には、開頭クリッピング術と血管内外科手術による動脈瘤塞栓術があります。』というような説明を受け驚いていませんか。そして手術を受ければ仕事を休むだけでなく、後遺症や時には何らかの生命の危険を伴うこともあります。ここに最大のジレンマが起きます。
未破裂動脈瘤は破裂すると死亡率は50%近く、予防的な手術でも合併症の起きる確率は2-3%です。そうです、手術すべきか、否かという決断を迫られるのです。しかし、焦って決断をする前によく考えてみる必要があります。未破裂脳動脈瘤の年間破裂率はせいぜい1-2%です。手術を受けるという決断の前に貴方の未破裂動脈瘤が、近い将来本当に破裂するのかどうか知る必要があります。もちろん将来破裂しない動脈瘤を手術する必要はありません。当院、脳神経外科は、この重大な質問『手術すべきか、否か』に答えます。

未破裂脳動脈瘤について

脳動脈瘤は生まれた時からあるものではありません。脳動脈瘤の出来やすい体質の人に、喫煙等のストレスが動脈に加わった時に出来ます。
3枚の絵は、出来かけた脳動脈瘤、少し成長した脳動脈瘤、破れる直前の脳動脈瘤を模式化したものです。左の絵では動脈瘤の中に血液が勢いよく入り、動脈瘤の壁に沿ってスムースに流れているのがわかります。しかし真ん中になると動脈瘤の中に入った流れは、動脈瘤の奥まで行かずに奥には二次渦流が出来ています。
そして右の動脈瘤になると二次渦流の壁のところが少し膨らんで、小さなこぶ状の動脈瘤(ブレブ)が出来ています。この小さなこぶ状の動脈瘤の中の血流はほとんど停滞しています。このように小さなこぶ状の動脈瘤が生じて血液の流れが停滞すると、動脈瘤はじきに破裂します。
簡単に言うと、動脈瘤の中の流れがスムースでなくなると、破裂しやすくなるのです。

当院顧問について

神の手、匠の手の手術が受けられます。

禎心会病院脳疾患研究所 上山博康先生

禎心会病院脳疾患研究所 上山博康先生

上山博康先生とは女子医大の時からの付き合いで、high flow bypass等非常に多くの教えを受けました。上山博康先生の特徴を一言で述べると、とてもまねの出来ない超絶テクニックと数多くの修羅場をくぐり抜けた経験の持ち主で、いわゆる不世出の脳神経外科医と言えます。現在当院の顧問になっていただき、当院で神の手、匠の手の手術を受けることができます。

上山博康先生コメント

「東京労災病院の顧問をして今年で5年になります。この5年の間に東京労災病院脳神経外科のスタッフの充実度には目を見張るものがあります。私も月に一度は手術にうかがっております。ぜひ東京労災病院脳神経外科を信頼して受診してください。」

獨協医科大学越谷病院
脳神経外科 主任教授 兵頭明夫先生

禎心会病院脳疾患研究所 脳神経外科 主任教授 兵頭 明夫先生

兵頭明夫先生には私が東京労災病院に移ると同時に当院の顧問になっていただき、数多くの血管内外科治療を指導していただきました。兵頭明夫先生の指導によって、当院では3人の血管内外科専門医が生まれました。兵頭明夫先生は血管内外科手術だけでなく、開頭手術もうまいといういわゆる二刀流の脳神経外科医です。そのため、症例ごとに開頭術が良いか、血管内外科手術が良いか選択できるので、その治療成績は目を見張るものがあります。私が誰かに脳神経外科医を紹介して欲しいと頼まれた時に最初に紹介するのが兵頭明夫先生です。

兵頭明夫先生コメント

「東京労災病院脳神経外科部長の氏家医師は、長い間の友人であり、脳外科医としてだけでなく、研究者としても信頼のできる人間です。もし、脳の病気で悩んでいる方は、ぜひ彼に相談してください。勿論、私も時間のある限り、手術に行きます。」

当院で兵頭明夫先生が執刀された血管内外科手術のビデオをご覧ください。華麗な技術が見て取れます。